内省の海

持病との付き合いや日々思うことをつらつらと

久しぶりの慢性上咽頭炎治療とひとりスイーツパラダイス

慢性上咽頭炎治療のため通っている耳鼻科で処方される漢方薬が底を突きそうだったので、新型コロナウイルスが蔓延するなか外出すべきか迷ったが、完全防備で出かけることにした。

せっかく都心に出るついでなので、行きつけの整骨院も予約。

1か月も間をあけての治療は久しぶりだったからか、Bスポット治療は激痛。ここ数回目立った出血はなかったが、今回は脱脂綿が赤く染まるほどの出血。病院を出たあとも、しばらくはその場にうずくまりたくなるほどの痛みだったが、経験上どんなに痛くても30分程度もすれば治まるので、気を紛らわすために病院のある商店街を散策することに。

青果店でスープ用の野菜などを買ったあと、よく行くケーキ屋でケーキを2点購入。本当は1つでもいいんだけど、なんとなく申し訳ない気がして、こういうときは複数購入してしまう。ここで買うのも久しぶりだったので、ベーシックだけど食べたことのないスフレチーズケーキとちょっと冒険してピスタチオのケーキにした。

さて、整骨院に向かうかと思ったら、ケーキ屋から100mもない場所に和菓子屋を発見。そういえば先日Twitterで、桜餅の生地には小麦粉でできた「関東風」と、もち米から作られる道明寺粉でできた「関西風」があると知り、この店はどっちかな?と思いながら覗いてみると、なんとこの和菓子屋では2種類とも取り扱っているではないか(関東風は普通の「さくらもち」、関西風は「道明寺」と表記)。これは買わねば!と鼻息荒く、2種類の桜餅とあまおうのいちご大福をお買い上げ。

こりゃ今夜はひとりでスイーツパラダイスだな、と両手に甘味を携え、ほくほくの気持ちで商店街を後にした。

***

日も暮れて帰宅。

満腹になると甘味の気分ではなくなるので、夕食はおかずだけにしておいた。

さ〜てお待ちかねのスイパラタイム。

和からいくか、洋からいくか。

迷った挙げ句、重そう、かつ日持ちしなそうな洋からいくことにした(もしお腹いっぱいになったら、和菓子は明日にしよう)。整骨院で冷蔵庫に入れさせてもらったものの、帰宅中に崩れてしまわなかったか心配だったが、なんとか無事だった。

ドーム型のピスタチオのケーキは、中心がいちごのジュレやチョコとピスタチオのムースで層になっていて食べ飽きない味。チーズケーキは底に敷かれたくるみの食感はいいものの、あまりチーズの風味が感じられず少々期待はずれ。またふたつとも甘さがかなり強く、もう少し素材の味が活かされてるとよかったかなあ。

楽しみにしてた桜餅食べ比べは、自分的には初実食の道明寺(関西風)に軍配。てか「餅」という名前からしても、こちらのほうが正統に思えた。最後にあんこといちごがぎっしり詰まった大福で締めくくり、結局その日のうちにすべて食べきってしまった。

和洋のスイーツを堪能して思ったのは、年々和菓子がおいしく感じるようになったなあということ。健康のためにゆるく実践しているグルテンフリーの観点からも、今後甘いものを買うときは少しずつ和の比重を増やす方向にシフトしていこうと思った(もちろん洋菓子が大好きなことにも変わりはないけど)。

ごちそうさまでした。

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